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Art is Right There

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マン・レイ

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『黒と白』 マン・レイ作


横と縦。女と男。白人と黒人。理知と野蛮。発展と退行。科学と宗教。人間と人工物。

 
あらゆる対比を内包してなお、美しいバランスを保っているこの写真はマン・レイの作品の中でも最高傑作と言われている。
 
100年ほど前のパリで、写真とは建設記録や絵画を写し取る記録の役割でしかなかった。しかし、マン・レイやその他の写真家の活動により30年近くかけて写真は芸術まで昇華したのである。
 
特にダダイズムやシュールレアリスムに通じるこの一枚は、人々がそれまで写真に対して抱いていた概念を覆した。現代写真の芸術的評価につながる偉業である。
 
また、マン・レイは数々のポートレイト(肖像写真)を手掛けていた。
生涯のうちに、ピカソ、ジャン・コクトー、ヘミングウェイ、エリック・サティ、エヴァ・ガードナー、イサム・ノグチなど芸術のジャンルを超えた数々の偉人の肖像を写し取っている。今日にもその人物を割り当てる資料として使われるほど、マン・レイの写真は歴史的観点からも重要なのである。
 
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〔【さらにくわしくはこちら】〕

ジョルジョ・デ・キリコ

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『街角の神秘と憂鬱』 デ・キリコ作


私はどこかでこの風景を見たことがある・・・。

斜陽の街角を、少女が輪回しをして駆け廻っている。
暗い空に、旗がひるがえっている。
右側の建物の向こうには広場があり、像が立っているらしい。
像の長い影が、「もう遅いから帰りなさい」と、私を迎えに来たように見える。

はて、いったいどこで見たのだろうか。

この絵は人を選ぶ。

育ってきた環境が郷愁を感じさせるか、なにか心に訴えるものを記憶から呼び起こすか。それは、観者に依拠するからだ。

輪回しなんて遊びはしたことない、あんな西洋的な建物は家のちかくにはなかった。馬車?そんな古典的な乗り物はいまだ見た事すらない。

しかし、私自身はこの絵を見たとき、幼い日に体験した不安とも寂しさともつかない感情がこみあげてきた。
幼少の記憶というのが、自分という存在の根元に触れるものである気がして、深いところで絵と一体化してしてまうのだ。

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〔【さらにくわしくはこちら】〕

ピエト・モンドリアン

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『赤、黄、青のコンポジション』 モンドリアン作


シンプルは美しい・・・。

この絵画とは思えない幾何学的な構成は、モンドリアン以外に類を見ない。

だけど、今日では新造形主義の柱として注目されている。

イヴ・サンローランは、この絵画をファッションに取り込むことによって『モンドリアン・ルック』というスタイルを提唱した。
TOMMY GIRLなどで有名なトミー・ヒルフィガーの単純で直線的なロゴは、モンドリアンの影響を受けている。

世界的な児童書ミッフィーに見られる単純な線と色、色と色の使い分けは、同じオランダ出身のモンドリアンを受け継いでいる。

モンドリアンというアートシーンが、シンプル=合理的=美しいという図式を生み出したことはまちがいない。

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〔【さらにくわしくはこちら】〕

Part-Time Heroes


オススメの音楽なんか。




ある日、リビングのCD-BOXを整理していたら偶然みつけたアルバム。
窓から日が差し込む中でアンプを通して聴くと、それは・・・。





イギリス出身の二人組はメジャーデビューするまでアルバイトで生計を立てていた。サンドウイッチ配達人とショップ店員。その頃の初心を忘れないようにと、"Part-Time Heroes"。つまり、バイト・ヒーロー。


ジャンルにこだわらず、メロウに徹した感じがすごい好き。きっとドライブに最適なんだろうな、あ、免許とらなきゃwww

もふたつPart-Time Heroesのオススメ曲を・・・。こっちもいいよ。 なぜかブログに貼りつけることができなかったけどww

www.youtube.com/watch
www.youtube.com/watch

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